お盆、帰省した大阪の兄(73歳)に5ヶ月ぶりに会って驚いた。
顔つきが違う。しっかりしているのだ。うまく言えないが、ピントがバシッと合っている聡明な感じ。顔色も良くなり、肌に透明感がある。
兄いわく、
「俺は酒がこんなに体に悪い物だったとは思わんかった。今は体の調子が、ものすごく良い。」
何がきっかけかは知らないが、兄は毎晩飲んでいた酒をきっぱり止めたと言う。見た目がこれだけ変わったのだから、体の中の内臓も血管も血液も筋肉も脳も、何もかも変わったに違いない。
兄はそれを、身を持って体験したのだろう。憑き物が落ちたみたいだ。
会員様の声に登場していただいたIさんを見ても、違いは歴然だ。Iさんは昨年の10月から酒を止めた。宴会の時も乾杯の一杯程度で、あとはひたすら食べている。
痩せたのはもちろんだが、若くなった。くすんでいた肌がピンクがかかって、艶が出てきた。血液検査をしても何も悪いところが無くなった。
しかも、飲み放題飲んだら痩せられないけど、食べ放題食べても痩せられましたと言う良い見本だ。
酒で人生が狂った人々を、ニュースや身近でもよく耳にするが、酒飲みは自分の事だとは思わない。トレーニングをして、深酒をしたら約1週間パーだとアイアンマンに書いていても、酒飲みはそのページを読まない。
酒飲みに酒を止めた時の爽快感を教えてあげたい。
そして少量のお酒で楽しく事故の無い、健康な毎日を過ごしてもらいたい。